名張サイズ   教会長  

  5月の大祭以降、落語会の準備やお広前リフォームのことなど、めまぐるしい中で大きなおかげをこうむり、7月の信行期間を迎えました。6月の工事期間中は、ご参拝の皆さまには何かとご不便をおかけしましたこと、お詫び申し上げますとともに、ご理解いただきましたことお礼申し上げます。
 なお、今後、ご神前とご霊前のリフォームと、お広前エアコン設置工事を、今月中に実施する予定です。引き続きご理解ご協力をお願いいたします。

 落語会を準備していく中、宣伝活動においても、色んな方々にお世話になり、順調に進んでいます。その中でも、この「名張」の町のサイズに改めて感謝です。
 5月末に、市役所内の記者クラブに、プレスリリースを投函しました。記者クラブに所属するメディア8社に、記事にしてもらうよう依頼するというものです。

 6月初旬より、新聞社4社とタウン誌『YOU』から取材依頼をいただきました。そして、記者クラブで「囲み取材」をしていただき、すべてのメディアに掲載していただきました。囲み取材の際、私が金光教名張教会長であることを自己紹介しますと、記者の皆さんが興味を持ってくださり、しばし宗教談義にも花が咲きました。

 さて名張には、大手新聞社の支局があるのですが、これは全国的にも非常に珍しいのだそうです。人口・エリアがかなり広い地域でないと支局はない(例えば、奈良県には各新聞社の支局は奈良支局だけ)ので、新聞記者と懇意になることは、以前では考えられませんでした。しかし、人口たった16万の伊賀市・名張市に独立した支局がある。直接取材してもらえ、記者と話ができ、地域面とはいえ、写真入りで落語会の告知記事を掲載してもらえるのです。限られた費用で、たくさんの方に落語会開催を知ってもらうのに、これらメディア各社の協力は、なにものにも変えられない強いバックアップです。

 この「名張サイズ」を利用して、もっと町のお役に立てる何かを発信していける教会になれたらと願っています。「地域社会に開かれ、お役に立つ教会」実現のために。


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